
会員の視野を広め、見聞を深めるために視察研修を毎年実施している。中でも、平成3年に町の海外派遣事業において6名参加し、ドイツ・フランスを12日間視察してきた。その中で、ヨーロッパの経営に対する柔軟な取組み姿勢に共感し、今後の活動及び経営に生かしていきたいと考えている。また、国内においては雌牛導入に合せ九州まで同行した際、種雄牛「平茂勝」を飼育しているお宅までお伺いし、飼養管理や種雄牛づくりに関してのアドバイスをもらい、会員の目指す改良方針の参考となっている。その後、研修先とは定期的に連絡を取り合い、情報交換を図り地域間交流を実施し、互いに親身になって和牛繁殖経営の悩みを話し合っている。
研修先で学び取った飼養管理、経営方針などは、今後会の方向性及び個人の経営改善などにおいて大変参考となっている。 |