U.敷材向けオガクズについて
1. 調査対象
県内製材業267業者を対象にアンケート方式で回答を回収し集計した。
回答の回収は91、うち有効回答は89、回収率は34.1%であった。
2.取扱い木材の国産材の割合
国産材の取扱いが90%以上の回答が40件(47%)と最も多く50%以上国産材の回答が60件(69.8%)であった。10%以下は5件(5.8%)と少ない。
3. 年間産出量
年間産出量は20t以下が26件(30.2%)と最も多く、20〜99tが37件(43.0%)
100〜499tが16件(18.6%)、500〜999tが4件(4.7%)、 1,000t以上が3件(3.5%)
であった。有効回答のあった86業者について年間産出量を約15,000tと試算した。
4. 敷料仕向量
敷料仕向量は有効回答のあった86業者について集計したところ約9,400tであり産出量の約6割が敷料利用に仕向けられている。
年間産出量の区分では1,000t以下の業者から産出されるオガクズは56%以上の割合で敷料に仕向けられているのに対し、1,000t以上を産出する業者は敷料への仕向けは41%と少ない。
5. 敷料利用の相手方
利用の相手方が一定している、ほぼ一定しているが81件(91.0%)と利用はほぼ一定している。
6.オガクズの処理について
困っていない88件(98.9%)であるのに対して、処理に困っている業者は1件(1.1%)と少ない。
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