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肉用牛
肥育経営
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平成14年度優秀畜産表彰
普及定着化推進事業
全国優良畜産経営管理技術発表会推薦調査書
愛情一杯に育てた正真正銘(まごころ)の牛肉生産
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有限会社 ウエスタンファーム
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1.経営管理技術と特色ある取組み |
佐瀬氏は昭和35年に就農し農業を始め、牛を飼い続けて42年となった。6年前に法人化し(有)ウエスタンファームを設立した。法人化となるまでの経緯としては、青色申告を7年間続けたが家計と経営をしっかりと分け、数字による経営の適正管理を目的としたためであった。現在は牛肉の産直を行っており自家産牛を「米ちゃん牛」の名で宣伝し、親しまれている。名前の由来は、もち米を給与し牛を育てている事と、奥さんの名前である米子さんから来ている。
・牛肉の生産から販売へ
最近になり日本で5頭目となるBSE感染牛が発見され、また、企業による牛肉産地・表示偽装が続々と出てきた。佐瀬氏もまた、こうした騒動から牛肉消費低迷による販売価格の下落及び出荷の遅延の被害者の一人であった。そして、消費者の牛肉に対する不信感は一層消えないものとなった。
そこで、生産者の顔が見える形で直接自ら生産した牛肉の販売まで行えば消費者は安心して消費することが出来るのではないかという事を感じたため、今年の4月末に牛肉産直に踏み切った。消費者の反応は上々で、多いときには1回の発送で120〜130件を発送した。今では月1回の発送で、平均して70〜80件の注文を承っており、多いときには約300kg、少ないときには250kgを発送している。産直にした当初は会員制にしており、会員は約120名であった。現在会員は約80名に減少したが、非会員が40名ほどいる。また、希望者には牛舎の見学会も実施しており、生産現場の実態を理解してもらえるよう消費者との対話も大切にしている。
・自家配合飼料へのこだわり
佐瀬氏には自ら考案した飼料給餌法がある。肥育には導入直後から良質粗飼料の給餌はもちろんその他に低価格の大麦外皮とヘイキューブダストを1:1の割合で混合した物を与えている。また、出荷10ヶ月前から地元産のもち米を殻付きのまま粉砕し、牛1頭当たり1日に250kg、粗飼料、濃厚飼料と混合し与えている。実際にこの方法で肥育を行い、試食した結果、牛肉の脂肪の旨みが引き出され美味しい牛肉が出来上がる事が分かり、もち米の給与を続けている。こういった絶え間ない努力と研究の成果が実り、出荷時月齢30.5ヶ月、平均枝肉重量470kg、BSEによる枝肉低迷時においても平均枝肉単価1,826円を実現し、平成14年3月には仙台中央卸売市場株式会社主催の月例枝肉共進会において名誉賞を得る結果となった。
・牛房へのこだわり
「空気、水がきれいな明るい牛房で牛を育てる事」を佐瀬氏は念頭に置いている。牛舎は現在4棟あり南向きに建てられ、牛舎間隔は広く中に入ると、広く区切られた牛房の中には1頭当たり約14uの広さでのびのびと牛が飼われている。また、牛舎の天井には4頭に1台割合で扇風機が取り付けられ、強制換気、乾燥により床は常に乾いた状態にある。さらに開放された牛舎は風通しもよく、そのため臭いはほとんど無い。毎日の牛ふんの搬出と敷料搬入は行っていない。よって、牛ふんの搬出は年に2回しか行わなくても良く、他県から見学に来る肥育農家は驚いていた。
この工夫によって堆肥処理の設備に高額な投資をすることも無く、なおかつ作業の省力化まで実現している。1つの牛房に3〜4頭の牛が飼われているが、若牛に限っては1つの牛房に2頭ずつ入れている。牛房のスペースが広いとゆとりがあり牛にストレスを与えることが無く、この事が肉質を向上させ、D.Gも0.74kgと増体も良好な成績である。現に、牛枝肉格付けが下落している昨今に反して、A4等級以上の割合が77.0%と高いのも特徴である。さらに固体の観察が良く行き届き、この事が事故防止にもつながり、事故率0.7%とかなり低い。
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2.経営の概要と実績 |
(1)労働力の構成
平成14年9月現在
区分 |
続柄 |
年齢 |
農業従事日数 |
(うち畜産部門) |
年間
総労働時間 |
備考
(作業分担等) |
家族
(法人) |
本人 |
60 |
280 |
280 |
1,680 |
経営全般 |
妻 |
60 |
120 |
120 |
600 |
販売関係 |
娘 |
35 |
250 |
250 |
1,400 |
給餌 |
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稲わら収納 |
常雇 |
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臨時雇 |
のべ人日
50人 |
50人 |
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主な作業内容
稲わら収納 |
労働力
計 |
3人 |
700日 |
700日 |
労働単価
8,000円 |
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(2)収入等の状況
平成13年1月〜平成13年12月
区分 |
種類
品目名 |
作付面積
飼養頭数 |
販売量 |
販売額・
収入額 |
収入
構成比 |
概ねの
所得率 |
農業収入 |
畜産 |
肥育牛 |
135頭 |
87頭 |
74,651,280円 |
85% |
6.0% |
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耕種 |
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林産 |
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農外収入 |
雑収入 |
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13,149,107円 |
15% |
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合計 |
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87,800,387円 |
100% |
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(3)土地所有と利用状況
単位:a
区分 |
実面積 |
(うち借地) |
畜産利用地
面積 |
備考 |
個
別
利
用
地 |
耕地 |
田 |
210.66 |
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210.66 |
転作(永年牧草) |
畑 |
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樹園地 |
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計 |
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耕地以外 |
牧草地 |
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野草地 |
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計 |
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畜舎・運動場 |
1,990u |
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1,990u |
畜舎(床面積) |
その他 |
山林 |
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原野 |
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計 |
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共同利用地 |
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(4)家畜の飼養・出荷状況
単位:頭(羽)
品種区分 |
黒毛和牛(ヌキ)
肉専用種 |
期首 |
123 |
期末 |
119 |
平均 |
135 |
年間出荷
頭(羽)数 |
87 |
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(5)施設等の所有・利用状況
種類
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構造
資材
形式能力 |
棟数
面積数量
台数 |
取得 |
所有
区分 |
備考
(利用状況等) |
年 |
金額(円) |
畜舎 |
|
|
|
S45 |
2,000,000 |
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木造 |
561u |
S52 |
5,000,000 |
借地 |
|
|
115.5u |
S55 |
8,600,000 |
|
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|
689.7u |
S63 |
5,000,000 |
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623.7u |
H3 |
13,500,000 |
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施設 |
稲わら |
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敷料 |
木造 |
396u |
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借地 |
|
倉庫 |
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飼料庫 |
木造 |
115.5u |
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借地 |
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機械 |
飼料攪拌機 |
A5型(800kg) |
4台 |
S63 |
1,250,000 |
|
100% |
|
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H3 |
1,250,000 |
|
100% |
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(6)経営の推移
年次 |
作目構成 |
頭(羽)数 |
経営および活動の推移 |
S35 |
水稲 |
2.35ha |
就農 |
繁殖和牛 |
2頭 |
S40 |
肥育牛 |
3頭 |
家族で牛舎を建てながら増頭 |
S45 |
〃 |
80頭 |
58頭繋ぎ式牛舎建設。水田は全面積減反 |
S52 |
〃 |
130頭 |
転作田(開田)に330uの牛舎を建設し増頭 |
S55 |
〃 |
180頭 |
居宅移転、牛舎建設、ヌレ子の哺育を始める |
S58 |
〃 |
150頭 |
和牛子牛の導入を始め、ヌレ子の導入を止める |
S63 |
〃 |
130頭 |
牛肉貿易自由化に対応するため、上物肥育に切り替える |
H2 |
〃 |
150頭 |
公社営基地建設事業に係る畜舎飼料庫建設 |
H6 |
〃 |
150頭 |
トラクター、ベーラー等共同で購入(補助) |
H8 |
〃 |
150頭 |
法人化、(有)ウエスタン ファーム設立 |
H14 |
〃 |
135頭 |
牛肉産直開始 |
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(7)自給飼料の生産と利用状況
飼料作物の生産状況(13年1月〜13年12月)
区分 |
ほ場番号 |
地目 |
面積(a) |
所有
区分 |
飼料作物
の作付体系 |
10a当たり
収量(kg) |
総収量(t) |
主な
利用形態 |
牧草 |
迫町新田字深沢 |
田 |
185 |
借地 |
牧草 |
|
|
乾燥 |
南方町大平前 |
田 |
25 |
借地 |
牧草 |
|
|
乾燥 |
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3.家畜排せつ物の利活用と環境保全対策 |
(1)家畜排せつ物の処理方法
固液分離処理の状況 → 混合処理
<混合処理>
敷料には無償で譲ってもらった もみ殻を使用している。牛舎には4頭に1台の割合で扇風機を設置し、常に床は乾いた状態である。
畜舎周辺に有害昆虫の発生もなくまた、臭気はほとんど無い。また、要望により牛ふんを牛舎の近くにある果樹園に無償で提供し利用してもらっている。
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ローダー搬入
────→ |
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のべ床面積1990u |
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↓
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↓
果樹園農家
150t (25%) |
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自家利用
30t (5%) |
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|
↓
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耕種農家
(稲わらと交換)
420t (70%) |
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(2)その他
ここ数年前までは、畜舎周辺にユリやカサブランカ等の花を植えていたが、最近は体調を崩して、環境美化に関する取り組みは行っていない。奥さんは時間が出来ればまた始めたいとの事であるが、現在は産直の事務作業に時間がとられている。
しかし、畜舎周辺、畜舎内はいつもきれいに掃除されておりハエはほとんどおらず、また、臭いもほとんど無い。これも牛ふんの搬出や敷料搬入に時間を割く事が無いために畜舎周辺を掃除することが出来るのである。
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4.後継者確保・人材育成等と経営の継続性に関する取り組み |
現在、娘さんが給餌作業を担当し、経営に従事している。後継者として娘さんがなるかどうかは検討中であるが、佐瀬氏は後継者となってくれる事を考えている。
競争化社会の中で経営を継続して行くためには、他に無い特長を持つ経営をしていかなければならない。そういった点で肥育の際にもち米を給与し、牛肉に独自の味を持たせることは、今後経営を続けていく上で大きなものとなっていくであろう。また、アンケートを取り消費者直接の評価を聞き、これからどういった方向に行くべきなのかという事の参考にしている。
規模の拡大を図ることは現状の労働力からして困難である。当面は現状維持で、産直販売の需要が高まればパートの雇用を増やして対応していきたい。
また、自己経営にとらわれず牛肉の産地形成の確立や地域の後継者育成のために自らの飼養管理技術を借しみなく提供していきたい。
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5.今後の目指す方向と課題 |
・産直に踏み切って
牛肉の産直を始めてからまだそれほど月日が経過していない。肥育牛部会の会員にもこの試みを勧めたが、誰も踏み切る人は居らず実際に産直を行っているのは地域では佐瀬氏のみである。このため経営のノウハウを自己流で勉強していかなければならない。また、月1回発送の1頭丸ごとの販売のため、特定部位のみに注文が片寄ったときには調整が必要である。しかし、出来るだけお客様の希望に沿ったものを発送出来る様にしていく検討が必要である。
・顧客の確保
現在、大抵が口コミによる情報で産直を行っていることを知り、注文するお客様が多い。産直を始めた頃は新聞や町の広報に取り上げられたりもした。現在は県内への発送が多く県外は少ない。今後、さらに多くの顧客の獲得をしていくためにはインターネットを利用した注文も必要である。現在、顧客は会員、非会員会わせて約120名おり、170〜200名の顧客獲得を目指している。
発送時にはパートの方に手伝ってもらい、作業を行っている。注文が増えれば月2回の発送も可能であるが、それ以上に増えた場合には今の事務所やパートの人数では対応しきれないため、その点についても検討を行っていく必要がある。 また、地域農業振興のためにも近隣農家の生産した野菜などの地場産品を織り交ぜての販売が理想である。
・これからの目指す方向
今後は現在の成績に満足することなく、肥育期間を短縮した上に体重を増やすという事が必要であると佐瀬氏は考え、肥育日数が600日を下回った出荷を目標に肥育技術を改良している。その目標が達成されると、お客様に安くて美味しい牛肉を提供できる。牛肉の産直は消費者の意向が直に伝わってくるため、今後の目標を立てるための1つの目安となる。佐瀬氏の理念は牛肉の高級感をなくす事であり、最終的には佐瀬ブランドである「米ちゃん牛」を全国に広めるというさらに大きな目標がある。
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6.事例の特徴や活動を示す写真 |
[1] 牛舎風景
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[2] 牛舎内(敷料搬入の様子)
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[3] 牛ふん搬出作業
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[4] 自家配合飼料給餌
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[5] 徳さんと娘さんの晴子さん
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[1]経営実績
期間 : H13年1月 〜 H13年12月 |
経営実績 |
畜産会指標 |
経営
の概要 |
労働力員数 |
家族(人) |
3 |
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(畜産) |
雇用(人) |
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肥育牛平均飼養頭数 |
肉用種(頭) |
135 |
|
交雑種(頭) |
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乳用種(頭) |
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年間肥育牛販売頭数 |
肉用種(頭) |
87 |
|
交雑種(頭) |
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乳用種(頭) |
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収益性 |
肥育部門年間総所得(千円) |
4,487 |
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肥育牛1頭当たり年間所得(円) |
33,237 |
73,000円以上 |
所得率(%) |
6.0 |
15%以上 |
肥育牛1頭当たり |
部門収入(円) |
552,972 |
|
うち販売収入 |
552,972 |
|
売上原価(円) |
957,372 |
|
うちもと蓄費(円) |
300,411 |
|
うち購入飼料費(円) |
119,095 |
|
うち労働費(円) |
78,783 |
|
うち減価償却費(円) |
7,599 |
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生産性 |
品種・肥育タイプ
(肉専用種ヌキ) |
肥育開始時期 |
日齢(日) |
293 |
270 |
体重(kg) |
306 |
270 |
肥育牛1頭当たり |
出荷時月齢(ヶ月) |
30.5 |
29 |
出荷時生体重(kg) |
768 |
680 |
平均肥育日数(日) |
623 |
608 |
販売肥育牛1頭1日当たり増体重(DG)(kg) |
0.74 |
0.67 |
対常時頭数事故率(%) |
0.7 |
3%以内 |
販売肉牛1頭当たり販売価格(円) |
858,060 |
|
販売肉牛生体1kg当たり販売価格(円) |
1,117 |
|
枝肉1kg当たり販売価格(円) |
1,826 |
|
肉質等級4以上格付率(%) |
77.0 |
70%以上 |
もと牛1頭当たり導入価格(円) |
526,114 |
|
もと牛生体1kg当たり導入価格(円) |
1,717 |
|
肥育牛1頭当たり投下労働時間(時間) |
27 |
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安全性 |
総借入金残高(期末時)(万円) |
0 |
|
肥育牛1頭当たり借入金残高(期末時)(円) |
0 |
|
肥育牛1頭当たり年間借入金償還負担額(円) |
0 |
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[2]当期生産費用
単位:円
区分 |
総額 |
肥育牛常時1頭当たり |
種付料 |
0 |
|
もと畜費 |
40,555,492 |
300411.1 |
購入飼料費 |
16,077,842 |
119095.1 |
自給飼料費 |
38,763 |
278.0 |
敷料費 |
241,488 |
1789.0 |
労働費 |
雇用 |
0 |
0.0 |
家族 |
10,635,716 |
78783.1 |
計 |
10,635,716 |
78783.1 |
診療・医薬品費 |
405,649 |
3004.8 |
光熱水費 |
603,235 |
4468.4 |
燃料費 |
891,561 |
6604.2 |
減価償却費 |
家畜 |
0 |
|
建物・構築物 |
400,602 |
2967.4 |
機器具・車輛 |
625,292 |
4631.8 |
草地 |
0 |
|
計 |
1,025,894 |
7599.2 |
修繕費 |
281,869 |
2087.9 |
小農具費 |
64,480 |
477.6 |
消耗諸材料費 |
5,199 |
38.5 |
賃料料金その他 |
2,040,000 |
15111.1 |
当期生産費用合計 |
72,867,188 |
539756,9 |
期首飼養牛評価額 |
84,364,651 |
624923.3 |
期中成牛振替額 |
0 |
|
期末飼養牛評価額 |
73,940,482 |
547707.3 |
副産物価額 |
0 |
|
差引生産原価 |
83,291,357 |
616973.0 |
肉牛出荷1頭当たり生産原価 |
957,372 |
/ |
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[3]損益計算書
単位:円
区分 |
総額 |
肥育牛常時1頭当たり |
売上高 |
子牛販売収入 |
0 |
|
育成牛販売収入 |
0 |
|
肥育牛等販売収入 |
74,651,280 |
552972 |
堆肥等販売収入 |
0 |
|
その他 |
0 |
|
計 |
74,651,280 |
|
売上原価 |
期首飼養牛評価額 |
84,364,651 |
624923 |
当期生産費用合計 |
72,867,188 |
539757 |
期中成牛振替額 |
0 |
|
期末飼養牛評価額 |
73,940,482 |
547707 |
他部門利用堆肥評価額 |
0 |
|
売上原価 |
83,291,357 |
616973 |
売上総利益 |
−8,640,077 |
−64001 |
販売・一般管理費 |
販売経費 |
4,572,239 |
33868 |
共済掛金 |
3,527,055 |
26126 |
租税公課諸負担 |
640,576 |
4745 |
事務費 |
13,479 |
100 |
労働費 |
雇用 |
0 |
|
家族 |
0 |
|
小計 |
0 |
|
その他 |
479,084 |
3549 |
計 |
9,232,433 |
68388 |
営業利益 |
−17,872,510 |
−132389 |
営業外収益 |
受取利子 |
6,462 |
48 |
成牛処分益 |
0 |
|
その他 |
12,171,029 |
90156 |
計 |
12,177,491 |
90204 |
営業外費用 |
支払利子 |
0 |
|
支払地代 |
453,660 |
3360 |
成牛処分損 |
|
|
その他 |
0 |
|
計 |
453,660 |
3360 |
経常利益 |
−6,148,679 |
−45546 |
経常所得 |
4,487,037 |
33237 |
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[4]技術等の概要
1. |
主な飼養品種 |
黒毛和種 |
2. |
飼養方式 |
群飼方式 |
3. |
自家配合の実施 |
あり |
4. |
協業・共同作業の実施 |
飼料生産 |
5. |
施設・機器具等共同利用の実施 |
飼料生産 |
6. |
生産部門以外の取り組み |
食肉加工販売 |
7. |
肥育の目標 |
増体重視 |
8. |
預託肥育牛の割合 |
0% |
|
|