豚死流産3種混合
(日本脳炎
(法定伝染病)・豚パルボウイルス感染症・豚ゲタウイルス感染症)

 

病気の説明
 豚の日本脳炎および豚ゲタウイルス感染症は蚊によって媒介されて感染、伝播するもので、妊娠母豚が本病に感染するウイルスは胎盤を通じて胎児感染し死に至らしめる。
また、豚パルボウイルス感染症は感染した豚の口、鼻、肛門からウイルスが排出されて感染源となる。妊娠豚が豚パルボウイルスに感染するとウイルス血症を起こし、血流に乗って胎盤・胎児感染を起こし胎児を死亡させる。

 豚の異常産の発生は、年間を通じてありますが、特に秋から初冬に多発します。これは日本脳炎ウイルス、豚パルボウイルス及びゲタウイルスともにその感染が夏季に多いことに起因する。

ワクチンの種類
 1.日本脳炎ワクチン
   ・日本脳炎生ワクチン
   ・日本脳炎不活化ワクチン

 2.豚パルボウイルス感染症ワクチン
   ・豚パルボウイルス感染症生ワクチン
   ・豚パルボウイルス感染症不活化ワクチン

 3.日本脳炎・豚パルボウイルス感染症混合生ワクチン
 4.日本脳炎・豚パルボウイルス感染症・豚ゲタウイルス感染症混合生ワクチン

ワクチンの特性
 日本脳炎ウイルス・豚パルボウイルスおよびゲタウイルスの流行がほぼ同時期であるためにきわめて省力的なワクチンである。

使用時のプログラム
 繁殖用母豚に対して用いる。基本的には種付け前までにワクチン接種を完了する必要があるが、通常は春先から夏季までに一斉接種する。