肥育牛生産者収益性低下緊急対策事業の仕組み

事業の目的  肉用牛肥育経営において、枝肉価格の低迷と導入時の素畜価格高に加え、配合飼料価格の
高騰により収益性が著しく悪化しており、特に乳用種肥育経営では物財費すら賄えない状況である。
 このため、物財費割れの一部を緊急的・時限的に補てんする特別対策を実施する。
事業の概要  全国平均で品種区分毎の肥育牛1頭当たりの四半期推定所得がマイナス(粗収益が家族労働費を
除く生産費を下回ること)となった場合、肉用牛肥育経営安定対策事業(マルキン事業)の契約生産者
であって、生産性向上に計画的に取り組む肥育牛生産者に対して、そのマイナス分の6割(補てん率
80%×国の負担分3/4)について補てんを行う。
事業参加者の要件 ・肉用牛肥育経営安定対策事業(マルキン事業)に加入している者で、生産性向上計画に取り組む者。
・配合飼料を利用し、平成19年度に配合飼料価格安定制度に加入している場合、引き続き平成20年
度において同制度に加入していること。