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モーモー母ちゃんのつどい開催される!



 去る、平成13年6月27日 みやぎ総合家畜市場(小牛田町)において、モーモー母ちゃんのつどい実行委員会と共催のもとに、県内の酪農・肉用牛経営農家のお母さん方を対象に「モーモー母ちゃんのつどい」が開催されました。
 開催にあたって、東京都と青森県から応援に駆けつけて下さり、熱いメッセージをいただきました。

応援メッセージ
☆ 今後、畜産環境が問題視されていますが、生産・糞尿処理両方の循環をうまく行えるよう工夫をしていた
だき、安全で安心出来る生産に宮城のモーモ−母ちゃんのパワーで頑張って下さい。
☆ 宮城のモーモー母ちゃんのパワーを青森の母ちゃんに持っていき活気を与えたい。

グループディスカッション
(1)環境問題、(2)コスト削減・もうかる牛飼術、(3)お父さんの飼いなおしなど分科会形式でグループ討議を行ない、グループの代表者から討議の内容について発表いただきました。

私の「夢トーク」
☆ 蔵王町 K・Wさん
農作業の作業着に目を付け、ファション的で作業しやすい自作の作業着を作り展示し、モーモ−母ちゃんへ作業着の型紙をプレゼントしました。Wさんによると、若い頃はジーパンでも良いのだが、年を重ねるごとにモンペが妙に似合ってくるため、その抵抗の1つとして考え出したものだそうです。

小野田町 E・Hさん
子牛市場で最高値(70〜80万)で販売したいという目標があり、そのため、市場に来るときは出来るだけお洒落をして購買者の方々にアピールをし、この子牛の生産者が自分(旦那さん)の名前であることを覚えてもらいたい。その事により、購買者の方々からも色々と教えていただいています。

白石市 A・Tさん
山間部での酪農経営と肉用牛繁殖経営を行っています。そのため、景観が良い牧場へ都会の人達が来て「このような場所だから牛乳が美味しいのだ」と口々に話しているのを聞くと、美しい景観を作り出すことが今後の畜産経営に欠かせないものと考え取り組んでいます。

宮崎町 S・Fさん
Fさんは、小さい頃から動物(馬)と親しんできて、結婚後に繁殖経営を営むようになりました。しかし、初産分娩時に水稲部門との労働が重なってしまい、子牛を死なせてしまいました。その母牛のとった行動が人間と同じ様に見えて今でも忘れられない事もあり、飼養規模を少なくして血統を重視した肉用牛繁殖経営を行っています。私の考えは「動物と育ち、動物と暮らし、永遠の仲間」です。


以上、短い時間でしたが再会を誓い和気藹々のもとに終了しました。
なお、参考までアンケート集計結果も掲載していますのでご覧下さい。